AIで作るオリジナル絵本の作り方|文章もイラストもまるごとAIにおまかせ!
- 1. はじめに:「絵本、作ってみたいけど難しそう…?」
- 2. AI絵本づくりで必要なものは?
- 2.1. ✅ スマホ or パソコンがあればOK!
- 3. ステップ①:絵本のテーマや登場人物を考えよう
- 4. ステップ②:ChatGPTでストーリーをつくる
- 4.1. 💬 使い方(無料でもOK):
- 5. ステップ③:画像生成AIで絵をつくる
- 5.1. 🎨 おすすめツール:
- 5.2. 🖼️ 入力例(Bingでのプロンプト):
- 6. ステップ④:絵と文章を組み合わせて“絵本化”
- 6.1. 🟢 Canvaでの作り方:
- 7. 実際に作ってみた「ねこのミミのぼうけん」
- 7.1. タイトル:「ねこのミミのぼうけん」
- 8. まとめ:絵本づくりは誰でも楽しめる“AI時代の趣味”
はじめに:「絵本、作ってみたいけど難しそう…?」
「子どもに“世界にひとつだけの絵本”を読んであげたい」
「創作に興味はあるけど、絵が描けないし、話も考えられない…」
そんな思い、ありませんか?
実は今、AIを使えば誰でも“オリジナル絵本”が簡単に作れる時代です。
ストーリーも、イラストも、製本だって、ほとんど無料でできます。
この記事では、初心者の方でもできる「AIを使った絵本の作り方」を、ステップごとにやさしく紹介します。
AI絵本づくりで必要なものは?
✅ スマホ or パソコンがあればOK!
用意するのはたったこれだけ:
- インターネットにつながるスマホ or パソコン
- AIツール(無料でOKなものを紹介)
- 想像力と、ちょっとの遊び心
絵が描けなくても、文章が苦手でも大丈夫。AIがあなたの「絵本づくりのパートナー」になります。
ステップ①:絵本のテーマや登場人物を考えよう
まずは、どんなお話を作りたいか考えてみましょう。
- 主人公:うさぎ?ねこ?それとも宇宙人?
- 舞台:森の中?海の底?学校の教室?
- お話のジャンル:冒険?友情?寝る前に読む静かなお話?
とくに難しく考える必要はありません。
子どもが好きな動物やキャラをベースに、「〜だったらいいな」を自由に発想してみましょう。
ステップ②:ChatGPTでストーリーをつくる
次は文章づくり。ここで登場するのが「ChatGPT」というAIチャットサービスです。
💬 使い方(無料でもOK):
- 「chat.openai.com」にアクセス(またはアプリをダウンロード)
- 以下のように入力してみましょう:
例:「5歳の子ども向けに、やさしいことばで書いた、ねこのミミが森で冒険するお話を作ってください。全部で10ページ分の文章にしてください。」
数秒で、ストーリー全体がページごとにわかれた形で出てきます。
📌ポイント:
- 「文字数は1ページあたり100字以内で」と指定すれば調整もOK
- 「ハッピーエンドで終わらせて」といった希望も伝えられます
ステップ③:画像生成AIで絵をつくる
次に、AIに絵を描いてもらいましょう。
ここで使えるのが、無料で使える画像生成AIです。
🎨 おすすめツール:
ツール名 | 特徴 |
---|---|
Bing Image Creator | 日本語でも絵の指示が出せる |
Canva(キャンバ)AI | テンプレートから絵本風に配置できる |
Craiyon | ゆるかわいいタッチの絵になる |
🖼️ 入力例(Bingでのプロンプト):
「かわいいネコのキャラクター“ミミ”が森の中でうさぎと出会う場面。絵本風、カラフル、やさしいタッチで」
1ページごとの絵をこれでつくって、保存しておきましょう。
📌コツ:同じキャラクターで統一感を出すには「特徴(例:ピンクの帽子)」を毎回入れると◎
ステップ④:絵と文章を組み合わせて“絵本化”
絵と文章がそろったら、実際に絵本の形にしていきます。
おすすめはCanva(無料デザインツール)を使う方法。
🟢 Canvaでの作り方:
- 「プレゼンテーション」または「絵本」と検索し、好きなテンプレートを選択
- ページごとにAI画像と文章を配置
- 表紙とタイトルページもつければ完成!
作った絵本はPDFで保存できるので、印刷して製本することもできます。
家族や友人にプレゼントするのもいいですね。
実際に作ってみた「ねこのミミのぼうけん」
最後に、私がAIで作った絵本の一例をちらっとご紹介。
タイトル:「ねこのミミのぼうけん」
1ページ目:
ねこのミミは、森でふしぎな光を見つけました。
「なんだろう? 行ってみよう!」
2ページ目:
ミミは森の中で、うさぎのピョンと出会いました。
「こんにちは!光を見に行くの?ぼくもいくよ!」
…というふうに、子どもが声に出して読みやすい、短くてリズムのある文章がAIで作れます。
挿絵も、AIがやさしい色合いで描いてくれて、まるで本屋にある絵本のような仕上がりに。
まとめ:絵本づくりは誰でも楽しめる“AI時代の趣味”
昔は絵本を作るのはプロや絵が得意な人だけのもの、と思われていました。
でも今は、AIという強力な味方がいれば、誰でも物語を「かたち」にすることができます。
- 子どもへのプレゼントに
- 自由研究や学級活動に
- 自分だけの世界観を形にしたいときに
ぜひ一度、AI絵本づくりに挑戦してみてくださいね。
「こんなに簡単なの?」と驚くはずです。